2011年5月24日火曜日

失恋の話

ちょっと思い出し書き。

NHK朝の連続テレビ小説の『おひさま』を見ている。
もうだいぶ前の話(調べたら 5/2~7の週 )だが
主人公の陽子が片思いの人に失恋するシーンを観て
「あぁ、私も似たようなことあったなぁ…」と
切ない気分を思い出してしまったものだ。

五十路のオバサンの青春時代の話に興味ない方は
ここから先、読まないように(^^;

中学3年の時の話…
父が転勤族で、住む所も中3の6月に東京から神奈川に移り、
『アチーブメントテスト』の存在を知らないまま
高校受験の真っ只中に突入した自分。
というか、転校した次の週が中間テストで
数学が、東京では未履修の範囲だったため必死に勉強!!
因数分解がテスト範囲だった。
で、“たすき掛け”の仕組みがイマイチわからない(;;)
そんな私を助けてくれたのが隣りの席のFくん。
Fくんはサッカー部の部長で、休み時間には
他のクラスからもサッカー部の仲間がサッカー談義のため
Fくんの周りにわらわらと集まってくるのだった。
でも、転校生でそんなことは知らなかった自分は
次の授業の準備とかで自分の席でグズグズしていると
たくさんの他のクラスのサッカー男子に囲まれて
脱出不能みたいな状態によくなった(^^;
「おい、皆どけよ!」とFくんは気遣ってくれたっけ。
あ、そういうこともあったのだけれど
学校で出される宿題は学校で済ませるのが信条だった自分は
そんな訳で休み時間に机にいることが多かった。
(当時はそういう生徒がほとんどだったと記憶している)
Fくんも休み時間に宿題を済ませることが多かったが
私があまりにも因数分解に悩んでいたので
「わからないの?」とバカにするでもなく普通に
「この数の約数は○と△があるじゃん、だから…」と
教えてくれた。
なんかスルスルと理解もできたし、ちょっと恋心も生まれた。

日直って二人一組で、隣りの席の人とするじゃない?
Fくんと日直をすると、このFくんは日直日誌に
漫画のイラストを描くんだよね。キカイダーとか…
で、私はキカイダーが好きだったから
「あ、キカイダー上手いね!」と言ったら
「知ってるの?」
「うん。石森章太郎の作品好きだし、弟がいて
 テレビのキカイダーも観ているよ」
そして、私はサイボーグ009や003とかを描いた。
「上手いね!」「ありがとう。」
なんかこの日の日記の自由スペースは
石森漫画ワールドになっていて
あとで担任の先生から「お絵描きするなよ」と
ちょっとたしなめられたが、笑って許してくださった。

運動会でフォークダンスがあり、その練習を
体育の授業でやった。
もう忘れたが、やはり東京では教わらなかった
知らないフォークダンスがあって悩んだ。
で、Fくんと組んで踊る時に
「もっと背中をまっすぐにして!」と
けっこうシビアに忠告?されて
「こう?」と、わざとそっくり返ってみたりして
「やりすぎ!」と怒られたりもした。
本番の日に「こんな感じでいい?」と聞いたら
「いいんじゃない?」と言われてホッとしたけれど
もう次の人とチェンジ… 寂しかったな。

Fくんは運動神経が良くて、サッカー部だし足も早かった。
だから校内陸上大会では、長距離選手で登録されていた。
で、私も…『走り幅跳び』だけは何故か小学生の時から
学年で1,2位の記録を取っていて、
この中学でも運動会の時に学年1位になってしまって
嫌なのに選手になってしまった。
10月の『地区陸上記録大会』に出場するために
放課後、選手一同体力UP練習に出なくてはならなくなった。
受験もあるけれど… 私、コーラス部の練習もあったのに(;;)
コーラス部には『走り高跳び』選手に登録されたTさんがいた。
Tさんと一緒に「頑張ろうね」と練習に出ていた。
Tさんがいたのもあるけれど
Fくんもいたから、頑張れた気がする。
校庭を10周ランニングして、準備体操してから
各々の種目の練習をして整理体操してから解散…
エアーサロンパスが欠かせなかった。
下駄箱の所でシューシューしていたら
「俺にも貸して!」とFくん。
もちろん貸した。貸すばかりだったな…
「自分でも持って来いよ!」とも思ったけれど
そうしたら、接点なくなるしね(^^;
あぁ、そしてこの頃には席替えしていたから
同じクラスだけれど、そんなにしゃべらなくなってたし。

で、地区陸上記録大会の日…
貸切バスに乗って、競技場に向かった。
小田原・湘南学区内(だと思う)の中学校の選手が
集まってのスポーツの祭典!
文化系の自分は完璧にムードに飲まれてガクブル状態。
大会には4m飛ぶ女子なんて、珍しくないし
踏み切りに何度も失敗して記録伸びなかったし…
まぁ、私に期待してくれた学校の皆さんには
申し訳なかったけれど、自分では「こんなもんだろう」と
出番も済んでサバサバしていた。
そんなことよりTさんやFくんの方が気がかり!!
Fくんには『優勝』の期待もかかっていたしね。
でも、Fくんは走っている途中でコースアウトした。
肉離れしたそうだ… 悔しがるFくん…
救護テントでギチギチにテーピングされたFくん。
私のエアーサロンパスを今更スプレーしてもね…

で、トイレに行く時だったかな、帰りだったかな…
競技場のトラックの片隅に
FくんとTさんがいた。
私は『何を話しているのかな…』と
迂闊にも?そこに行ってしまったのよね。
そしたらFくんがTさんに告白の真っ最中だった。

Tさんはサッカー部のKくんの彼女ということで
知らない者はないという存在だったのに
(転校生の自分も知っていたくらいだし)
… でも、可愛かったもんね。
 そしてFくんはフラれていたけれど…
競技終了後にまたバスに乗って学校に帰ってきたけれど
TさんともFくんとも、気まずくなっちゃってね
しばらく話せなくなっちゃった。

そして受験モードになって… 卒業して… おしまい。

あ、全然『おひさま』の失恋と違うって?
いいの、いいの!
壊滅的心のショック状態は、同じだと思うから。
フラれていたFくんを見て
「私じゃだめ?」と言えなかったのも
可愛いもんだと今では思えるし。

8 件のコメント:

落書君 さんのコメント...

片想いは成就しないから想い出として残っているのかもしれませんね。
誰かを好きになる。
誰かに好かれる。
み~んな、純粋に人を意識していたからできることなんでしょうね。
LIMITさんのを読んでいて、鼻の奥がくすぐったくなりました。

「私じゃだめ?」

その気持ち、その時の想いは大切だとおもいます。

あなぐま さんのコメント...

いやいや、いいお話を読ませていただきました。
胸キュンの思い出ですね。
エアサロンパスを貸し合うなんて、
川島海荷のSEA BREAZE のCMみたいじゃないですか?
サッカー部とか陸上とかカッコイイし、女の子にもてるんだよな~、

「私じゃダメ?」
言えるわけないでしょ?
「まあ、いいか!」って言われても嬉しくないだろうし。

LIMIT さんのコメント...

落書君さん、こんにちは。

成就しないから残っている…
本当にそうですよね。
恋に恋している時期でもあったし。

実はFくんとちょっとだけ
噂になったこともあったんだけれど
「違うよ~!」と打ち消したこと
あったんだよね(^^;
だって、そうやって噂になって
相手に嫌われたらイヤだったから。

自分で書いていて「キャ~!!」と
赤面しちゃいます(≧▽≦)

LIMIT さんのコメント...

あなぐまさん、こんにちは。

そうそう!
川島海荷のSEA BREAZE のCMの状態!!
アレは彼から貸してもらっているから
羨ましさ度かなり大きいんですが、
私が貸すという状況も
あてにされている信頼感は外せないので
どっちもどっちです。
(何が???)

自分が運動神経イマイチなので
やっぱスポーツマンには憧れました。
でもサッカー部だったから好きになったんじゃないからね。
たまたま「いいなぁ…」と思った人が
サッカー部でキャプテンしている人だったわけ。

実は私が数学の道を選択をしたのも
Fくんの影響大だったんだけれど
肝心のFくんは文系(経済)に進みました。

受験と恋と友情と…
いろいろ勉強することが多かった
そんなお年頃の話でした。

むつらぼし さんのコメント...

1度コメント書いたのだけど、うまく送信でしなかったのでもう1度挑戦です。

いいなあ、青春の思い出はなんでこうも美しいんだろー!大林ワールドだねえ。。
いいなあ、共学!(そこかい!!)。

リアルタイムではもっと切なくて気まずくてこっぱずかしくて、穴があったら入りたい?ような出来事でも、
思い出になるとふんわり!するよね。
それがいいんだよね、年を重ねたオバサンとしては。時間の流れは優しいです。
思い出を大事にすればするほど、いい感じになるのが素敵です。

私も大切にしよっ。
これといって、りみっとさんみたいのは無いんだけど・・笑

「私じゃだめ?」
・・・ぜってぃ言えない!!

LIMIT さんのコメント...

むつらぼしさん、こんばんは。

何度もコメントTRYありがとうございます。
3回とも届いていましたが
なんかスパム扱いになっていました(;;)
1つだけ残して、返信しますね。

共学ならではの想い出かぁ…
そう言われたら、そうかもしれない。
高校時代(共学)も結局Fくんの想い出を
ひきずっていたからなぁ…

「私じゃだめ?」
それは心の中の叫びみたいなもの。
言えないし
言っちゃいけなかったとも思うし。
言わなくてよかった…

無糖歯痛 さんのコメント...

こんばんは。

いつもコメントありがとうございます。


中学の時ってさ、


なんでそういう思い出が残るんだろうね・・・。


一昨年の夏ね。


新・江ノ島水族館へ行ったとき、


帰ろうと思ってゲートから出たら、


中学の時の、


チョット気になる同級生の女子と偶然すれ違って、


声かけようと思ったんだけど・・・


迂闊にも名前が思い出せなくてさあ!


そのままスルーしました・・・。


いいオッカサンには成ってたけど、顔とかスタイルとか声とか、喋り方までぜんぜん変わってなくて、ちょっとドキッ!


家に帰ってから思い出したさぁ・・・。



五十嵐さん、これ読んでる・・・・


わけないか・・・。

LIMIT さんのコメント...

無糖歯痛さん、こんばんは。
お久しぶりです。

まぁ… 懐かしい人と
再会したのですか!
でも、声をかけられなかったと…
それも切ないですね。

どこかで愛しい人が
幸せに暮らしていることを
信じられることに
幸せを感じることができる、
それがイイ…のかも。