今、とっている新聞は日経。
そして、朝刊に掲載されている小説は『望郷の道』。
作家は北方謙三、挿絵は天明屋尚(てんみょうやひさし)。
昨年の8月から連載されていて、私はハマっています。
作者北方氏の曽祖父が物語のモデルらしく
曽祖父は新高(にいたか)製菓の創業者、森平太郎です。
新高製菓というと、「バナナキャラメル」が有名らしいですが
「新高ドロップ」も有名で、
『蛍の墓』で節子が持っていた缶入りドロップがそう。
(佐久間の缶入りドロップではなくて、新高です)
作者の自らのルーツを探る作品らしいです。
しかし、作者のこの作品にかける思いなど全く気にしないで
ただただ毎日楽しみに小説を読んでいる私・・・
明治中期、福岡に住む正太という船頭が
佐賀に賭場を持つ藤家の女将ルイ(漢字がむずかしい)と
なんだかんだあって結婚し、正太は藤家に入る。
子どもも生まれ、賭場も大きくなっていったが
なんだかんだあって、正太は日本を単身離れて台湾へ。
台湾で知り合った男とやがて菓子作りを始めることにした。
始めはキャラメルを作り、味が確かな商品は人気を呼び
次に饅頭を・・・と品目も増えると同時に店舗も拡大。
おまけに妻子も台湾に来たことで、正太の気力は倍増。
しかし満州事変の足音と共に、同業者から嫌がらせも。
大手菓子屋による砂糖の買占めによる苦難も
知恵をしぼり驚くべき辛抱強さで乗り越える。
役人と繋がっていたこの大手菓子屋の陰謀にも
筋の通った正太の言い分が上層部に通り一件落着。
で、今は異母兄弟の忠助が正太の元に来て働くが
何故か地元のチンピラに絡まれて・・・という所だ。
新聞小説は読む時は、ず~っと読むが
おもしろくなさそうだったら全く読まない。
また、いつも日経新聞なわけでもない。
(アンチ・ナベツネなので読売は読まない)
『愛の流刑地』とか『失楽園』(by 渡辺淳一)の時は購読してなかった。
『下天は夢か』(by津本陽)は読んだ記憶がある。
朝日新聞が多かったかな・・・
『椿山課長の七日間』(by浅田次郎)は面白かったと思う。
『朝のガスパール』(by 筒井康隆)も読んではいたが、イマイチだったかな。
産経新聞の時は『あじさい日記』というのがあったけれど
お医者さんの夫が妻の日記を盗み見して浮気のチェックしてる・・・って何?
と思ったら、渡辺淳一氏の作品だったっけ。
夕刊の小説は・・・正直読んでいません。(作家の方々、すみません)
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