2008年6月10日火曜日

新聞小説

今、とっている新聞は日経。
そして、朝刊に掲載されている小説は『望郷の道』。
作家は北方謙三、挿絵は天明屋尚(てんみょうやひさし)。
昨年の8月から連載されていて、私はハマっています。

作者北方氏の曽祖父が物語のモデルらしく
曽祖父は新高(にいたか)製菓の創業者、森平太郎です。
新高製菓というと、「バナナキャラメル」が有名らしいですが
「新高ドロップ」も有名で、
『蛍の墓』で節子が持っていた缶入りドロップがそう。
(佐久間の缶入りドロップではなくて、新高です)
作者の自らのルーツを探る作品らしいです。

しかし、作者のこの作品にかける思いなど全く気にしないで
ただただ毎日楽しみに小説を読んでいる私・・・

明治中期、福岡に住む正太という船頭が
佐賀に賭場を持つ藤家の女将ルイ(漢字がむずかしい)と
なんだかんだあって結婚し、正太は藤家に入る。
子どもも生まれ、賭場も大きくなっていったが
なんだかんだあって、正太は日本を単身離れて台湾へ。
台湾で知り合った男とやがて菓子作りを始めることにした。
始めはキャラメルを作り、味が確かな商品は人気を呼び
次に饅頭を・・・と品目も増えると同時に店舗も拡大。
おまけに妻子も台湾に来たことで、正太の気力は倍増。
しかし満州事変の足音と共に、同業者から嫌がらせも。
大手菓子屋による砂糖の買占めによる苦難も
知恵をしぼり驚くべき辛抱強さで乗り越える。
役人と繋がっていたこの大手菓子屋の陰謀にも
筋の通った正太の言い分が上層部に通り一件落着。
で、今は異母兄弟の忠助が正太の元に来て働くが
何故か地元のチンピラに絡まれて・・・という所だ。

新聞小説は読む時は、ず~っと読むが
おもしろくなさそうだったら全く読まない。
また、いつも日経新聞なわけでもない。
(アンチ・ナベツネなので読売は読まない)
『愛の流刑地』とか『失楽園』(by 渡辺淳一)の時は購読してなかった。
『下天は夢か』(by津本陽)は読んだ記憶がある。
朝日新聞が多かったかな・・・
『椿山課長の七日間』(by浅田次郎)は面白かったと思う。
『朝のガスパール』(by 筒井康隆)も読んではいたが、イマイチだったかな。
産経新聞の時は『あじさい日記』というのがあったけれど
お医者さんの夫が妻の日記を盗み見して浮気のチェックしてる・・・って何?
と思ったら、渡辺淳一氏の作品だったっけ。

夕刊の小説は・・・正直読んでいません。(作家の方々、すみません)

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