昨晩、なんとなく見てしまった。 (日テレ系、21:00~)
手塚治虫原作の「MW-ムウ-」映画公開に先立っての
序章テレビドラマ版。
手塚治虫は敬愛する漫画家で
大体の作品は読んでいるが、これは読んでいない。
大学生の頃に連載されていたと思うが
当時から賛否両論な作品だった気がする。
で、ちょっとキワモノ感がして… スルーしていた。
世の中が終末想な雰囲気になると
こういう作品が話題になったりするのかな…
原作にはない、オリジナルの第0章。
事件?が起きる数ヶ月前の出来事のようだ。
フラッシュバック形式で物語が進み
最初は意味がわからなかった(^^;
なので、以下のあらすじは、時系列に書く。
<第0章のあらすじ>
あすなろ園という養護施設出身の隆志は
ある日リストラにあって、職を失う。
同じ頃、あすなろ園が資金不足で閉園しそうになる。
一緒に過ごした仲間たち…というか子どもたちや
幼馴染のゆかりと別れる不安も覚える隆志だった。
元職場の先輩:浩介から「いい仕事があるぞ」と声をかけられ
お金が欲しさに「やる!」と返事をする。
指定された場所に行き、渡された荷物を
頼まれた場所に運ぶだけの簡単な仕事… とは言うが
中に何が入っているかなど質問はしてはならず
また、中を覗き見ることももちろん禁止だ。
怪しげで危険な臭いがしたが、結局受けてしまう。
時には尾行されたりもしたが、うまくかわし
無事に運び届け、着実に仕事をこなす隆志だった。
報酬は、良かった。
あすなろ園存続のために、ゆかりにお金を渡した。
ある日アタッシュケースを運び渡したところ、
相手の男が「中を知りたいか?」と言う。
「私の仕事は運ぶだけですから」と断ると
「合格だ!」と言い、おもむろにケースを開ける。
中には「You can change the world」と書かれた
1枚の紙きれが入っていた。
男は結城と名乗った。
「この腐った世の中を変えないか?」と誘う。
闇金融や闇献金にまみれた腐った政治家!
そんな奴等から金を奪って、弱い者たちに与えるのは
本当に悪いことなのか?と言う結城。
隆志は、言いくるめられた…(多分)
緻密な計画の下、忠実・確実に遂行し
2億もの大金を奪うことに成功した結城と隆志。
隆志はもちろん、あすなろ園のために寄付をした。
結城は次に、隆志の自分自身の過去…
養護施設で育たねばならなくなった訳を
調べるように命じた。
すると、殺人事件で母親は惨殺されており
生き残った父親がいるはずなのに何故か
捨て子のように養護施設に置かれていたこともわかる。
かなりセンセーショナルな事件であったにも関わらず
その後の経過が何故か要を得ない。
殺人犯は捕まっていず、父親も
新しい家族を作っていた。
急に羽振りの良くなった隆志に
ゆかりは不安を禁じえなかった。
隆志は、あすなろ園以外にも同じ様な養護施設に
匿名で寄付をしたのだが
養護施設への謎の大量献金に
警察が独自に操作をかける。
操作の波はあすなろ園にも及んだ。
ゆかりは隆志に何の仕事をしているのか尋ねる。
隆志は「明日、警察に話すから」と言う。
そして翌日…
隆志は浩介に「これが最後の仕事だ」と言って
荷物を受け取り… 運ぶ途中で中を見る。
…拳銃だった…
その時、誰かに頭を殴られて意識を失う。
気が付いた時は縛られて
どこかの倉庫のような場所に閉じ込められていた。
しかも、見知らぬ赤いツナギを着た男と
青いツナギを着た男も同じ様に縛られて一緒だった。
どこかからマイクで結城の声が聞こえる。
「人間には2種類いる。
いざという時に人を殺せるか、殺せないか…だ。
お前はどちらだ?」
そして、何かの中継画像で、どこか別の場所で
爆発物のそばに縛られているゆかりが写る。
「お前の前に居る人間のうち
一人はお前の家族を襲った殺人犯で
もう一人は父親だ。
殺人犯のツナギの色が、爆弾を解除するコードの色で、
制限時間は60分!
さぁ、お前は殺人犯がわかるか?
わかったら殺せ! 殺したら女の居場所を教える。」
どこかから、拳銃が放り込まれた。
隆志はまず自分の縄を解き
次に一番傍だった赤いツナギの服の男に声をかける。
しかし彼は「俺はただのサラリーマンだ。何が何だか…」と
事件にも全く関係がなさそうだった。
父親でもなさそうだった…
次に青いツナギの男に声をかけたら「俺を殺せ!」と言う。
しかし彼の顔を見て、父親だと気付く。
父は会社から帰宅すると家の中が荒らされており
妻が縁側でこと切れているのを発見して驚愕した。
しかも殺人犯がまだ屋内にいて、自分も襲われた。
そんな時に、まだ乳児で眠っていた隆志が突然泣き出す。
殺人犯は隆志にも襲い掛かる気配があったので
思わず抱きかかえ、外に出て走り逃げ…
養護施設に隆志を預けたのだった。
なんでも、妻が何かの秘密について調査をしており
その情報関連で、この忌まわしい事件が起きたようだと
父は語る。
「それでは、殺人犯は…?!」と振り返ると
赤いツナギの男が、何かに憑かれたように
「俺は会社から『言われたこと』をやっただけなのに!!」と
半狂乱になって襲ってきた。
父は、赤いツナギの男に刺されてしまった…
そこにまた新たな男が入ってきた。
なんとそれは、仕事を紹介してくれた浩介だった。
「ここにいるヤツは、MWのことを聞いたことはあるな。」と言う。
隆志は初めて耳にしたが、ついさっき父から聞かされた
母の調べていた謎のことらしいとは検討がついた。
「隆志、お前は世の中を変える新しい力になれない。死ね!」
しかし… 刺されて死んだと思っていた父が
落ちていた拳銃を拾い、最後の力を振り絞って
浩介を撃った。 隆志は助かる。
浩介のズボンに、ゆかりの居場所を示すGPS付き携帯があった。
警察に「爆弾処理の準備」を連絡取りながら
ゆかり救出に向かう隆志だった。
そして、無事にゆかりを発見し、爆弾の起爆コードを
切断しようとするのだが…
そこには赤も青もそんな色をしたコードはなかった。
爆発時間まであと数分!
隆志は意を決して、ゆかりだけを部屋の外に出し
また、どこかで見ているであろう結城に対して
「ゆかりだけは助けてくれ!」と願って… 死んだ。
あすなろ園は無事に再開する。
そして、MWの謎に迫るべく、
結城はこの腐った世の中を変えるため
新たな計画を実行に移そうとするのだった…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長っ…
そして、あらすじダラダラ書いたものの
そんなにハマッて見ていたわけでもない(^^;
正直、「これって、いろんなドラマや映画のパクリじゃん!」
と思ってしまったよ。
3億円事件まんまな、闇献金強奪方法だったし
盗んだお金の半分をばら撒きながらの逃走も
どこかで聞いたことあるような話だし
二人のうち、どちらかが死なないと脱出できないのは
「saw」みたいだったし…
っていうか、フラッシュバック手法も「saw」のまんま。
結城が玉木宏、隆志が佐藤建、浩介が小出恵介だったから
なんとなく見ちゃった(ヲイヲイ)感じもする。
この続きの映画は…正直、それほどそそられない。
見たい気もあるけれど、なんだか見たら
「見なきゃ良かった」と言いそうな自分がいそうだ。
ん~~… 悪役な玉木宏、なかなか熱演してたし
佐藤健もROOKIESの面影残しながらも、
純な感じが出ていたし…
もう少しお話がオリジナル感あったら良かったのに!
ろくに映画とか観ていない人間でも
「これって○○のパクリじゃない?」と思われるようじゃ
せっかくの手塚作品の序章にふさわしくないと思ったり。
あ… 偉そうなこと書いてスミマセン…
(誰に言っているんだろう?)
4 件のコメント:
おはようございます。
これは見逃しました。
でも、テレビで映画「MW」のCMを見かけた家内が、
これって、確か本棚にあったんじゃないっていいました。
そうです。僕は、その昔、手塚マンガの新刊が出るたびに買い漁り、その結果、おそらくほとんどの作品を持っているんです。
子どもらに人気なのは、「ブッダ」と「火の鳥」。
彼女らが小さな頃から何度も読み返しているうちに、今ではもうボロボロとなっています。
家内に人気なのは、「三つ目がとおる」と「ブラック・ジャック」かな。
それから僕は、「奇子」、「きりひと賛歌」、「アドルフに告ぐ」などが好きで、それらは皆、歴史・風俗風習・事件など史実をベースに創作されたちょっと社会派的な作品群です。
ところでこの「MW」ですが、ちょっと苦手な作品です。ページを追っていくうちに、人の罪悪感を弄ぶような場面に遭遇するたび、何とも暗鬱な気分となってしまうんです。
大好きな手塚マンガなんで、朝からちょっと長くなってしまいました(笑)。失礼。
永遠さん、こんにちは。
石ノ森章太郎と手塚治虫のマンガが大好きで
いろいろ買い揃えていた自分です。
「火の鳥」は朝日ソノラマの大きなサイズで
「ジャングル大帝」「海のトリトン」「ブラック・ジャック」等は、
(多分永遠さんと同じ?)漫画全集で揃えていました。
「きりひと賛歌」「アドルフに告ぐ」は、立読みで済ませちゃった感が…(^^;
でも「きりひと賛歌」は心にすごく残っています。
「MW」は読んでいないので推測ですが
何か重大な国家機密プロジェクトだったのでしょうか?
そして失敗してしまったのでしょうか?
で、失敗も計画そのものも世間に知られてはいけないので闇に葬っていたのに、
結城が再び禁断の扉を開けたというか…
結城は「MW」をネタに国家相手にタカリをするのでしょうか?
狙いは日本の支配?
ん~~~… よくわからない(ーー;
悪い政治家を退治する?なら
「水戸黄門」や「必殺!仕事人」的な話があり
それらのドラマでは、それなりに爽快感があるのに
「MW」の後味の悪さって何なのでしょうね…
勧善懲悪なお話ではないから… かな。
また、長くなってしまいました。失礼。
りみっとさん、こんばんは〜♪
見たかった、玉木宏の悪役ぅ。。。
締め切りギリギリで仕事してました。
今、うちはテレビを録る環境がないので、
(テレビをデジタルにしたら、ビデオが録画できなくなった)リアルタイムで見る以外手だてはなく。。。
わが家も、もちろん、手塚ファンですよ〜
だんなが買い集めた単行本が押し入れに眠ってます。
「リボンの騎士」「ジャングル大帝」「火の鳥」
アニメヴァージョンも大好きでした。
「ふしぎなメルモ」とか。
あくびさん、こんばんは。
あぁ!ここにも手塚ファンが(^^)
玉木宏の悪役、カッコよかったよ!
かなり適役だったと思います。
ただ、ストーリーがね…残念感が(;;)
映画でも玉木宏がモチロン主役みたい。
ちょっと観たい気も!
でも、観たらガッカリしそうな気も…
1年後のTVロードショーでいいとか
思っちゃったりして(コラコラ)
そうそう。物語の雰囲気は
「デスノート」みたいだったかな…
あれは自分(夜神月)が神になって
世の中の悪を一掃しようとする
歪んだ勧善懲悪な話でしたけれどね。
「ジャングル大帝」のLPを
持っていました。(今は無い)
あと、「海のトリトン」のポスターも
大好きな先輩から誕生日にもらいました。
年賀状や(今でいう所の)ファン会報?とか
手塚先生の直筆のお便りは
私の宝物です!
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